📖ルール_走塁の反則
試合で起きたプレーから、ルールをおさらいしましよう。
最終回、5-3で平磯2点リード。
しかし、相手攻撃ノーアウト満塁の場面。
絶体絶命です。大ピンチです。🆘
シフトは前進守備。点はやれない。
打者は1-2塁間にライナー性ゴロを打ち、
打球は、二塁手の脇を抜けたところで
1塁走者🏃の足に当たりました。🦶
さあ、この場合は…🤓
答えは、アウト💪です。
野球規則5.09b 「走者のアウト」
走者が打球に当たった場合、そこがフェア地域であればアウト。
例外規定あり。
以下の打球は例外。当たってもインプレー。
いったん野手が触って、弾いた打球。
野手がトンネルして空過した打球。
この場面では、シンプルにアウトです。
二塁手は打球処理に至っていません。
しかし、ヒヤっとする小話があります。
従来は、
「内野手を通過していない打球」
が、このルールの適用対象でした。
ということは、前進守備のこの場面、
打球はすでに二塁手脇を抜けていました。
従来ルールでは適用外。インプレーです。
"従来"と言うのは、2019年まで。
ルール改定がありました。2020年。
前述の通りシンプルに「フェア地域で打球に当たったら基本的にアウト!」に解釈変更されました。
ベースや審判に当たった打球でも、その後に走者が触れたらアウト。
助かった〜😚
さて、スコアは?
走者は最も近い位置にいる内野手の守備を妨害したことになります。
(今回の場面では微妙な解釈ですが😅)。
なので、4IP
打者には安打が付きます。
(これも逆に、今回の場面なら判りますが、もし通常シフトでセカンドゴロだとして、その打球に走者が当たったら、打者に安打が付くって微妙)
複雑なルールがあるということは、それだけ、走攻守(と、投&補)にプレーの幅が広くて、奥深いスポーツだとも言えますね🤓✨
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